眼と姿勢の関係~お子さま編
![](https://ahuahuyukari.okinawa/wp-content/uploads/2020/06/眼と姿勢の関係おこさま編.jpg)
25年の看護師経験を基に沖縄の長寿県復活を目指し
いつもの歩きと呼吸を整えて
疲れにくい身体と心の余裕を手に入れる
アフアフ(健康)ウォーク
代表 ぎまゆかりです
今回は、眼と姿勢の関係について
近視の進行を防ぐために
気を付けていただきたいことです。
遠視や乱視、弱視に関しては
個人差が大きいため、かかりつけの眼科で
ご相談ください
ものが見えるしくみ
![](https://ahuahuyukari.okinawa/wp-content/uploads/2020/06/1140801-300x175.jpg)
1.角膜~水晶体(カメラで言うとレンズの役割)を通して
眼の中に光を取り込みます。
2.光は眼の奥の網膜にある黄斑部(フィルムの役割)
に写し出されます
3.視神経を通して脳に伝達されて(現像)
「見える」と認識されます
水晶体の周りにある毛様体筋が働くことで
水晶体の厚みを変えてピント調整をしています
毛様体筋がリラックスしている時は
水晶体が薄くなります(正視)
近視と姿勢の関係
![](https://ahuahuyukari.okinawa/wp-content/uploads/2020/06/YUKI86_syukudaiganbaru15150305_TP_V4-300x200.jpg)
水晶体を支える筋肉、毛様体筋が緊張すると
水晶体は厚くなり近くにピントが合います。
姿勢が悪いと、眼と見るもの(本やスマホ・ゲーム等)
の距離が近くなります
特に、遠くを見るための眼鏡やコンタクトをしたまま
近くを長時間見ていると
毛様体筋の緊張が大きくなります
例えば…「近くを長時間見る」のは、
足で言うと長時間ハイヒールを履いて歩き続けている状態。
足の筋肉はパンパンになりますよね?
眼の中の毛様体筋も同じことになります。
それが、仮性近視です。
筋肉を和らげるような対応をすると
近視は進みにくいのですが
放っておくと、どんどん進んでいきます
どんどん進むと眼の奥が伸びます
伸びた眼球は網膜などが弱くなります
(ビニールを引っ張ったみたいな感じ)
近視が強くなるほどに、合併症のリスクが高まります
近視の進行を防ぐには
1.ピントをずらす
今のご時世、近くを見る事が多いのは止むを得ません
たまに遠くを見て毛様体筋を緩めましょう
具体的なものを見ると良いです
壁の時計やカレンダー等
カレンダーで1日~31日まで読んで
手元に戻る。その後少し目を閉じて
休むというを私はお勧めしています
よく遠くの緑を見ると良いといわれますが
それも悪くはないのですが
ぼーっとしていてピントがどこにあっているのか
分かりません。また遠すぎてピントが合わず
眼を細めないといけない場合も!
そうなると逆効果です
少し離れた具体的なものを見るようにしましょう
2.目の体操をする
眼球自体を動かしましょう
人は近くを見る時
輻輳(ふくそう)と言って
両目が内側に寄ります
眼の中の毛様体筋同様に
眼球を動かす筋肉も緊張状態が続きます
これをほぐすために、
上下左右、斜め、ぐるっと回す等
眼球を動かしましょう
眼球を支える筋肉のストレッチ!です
3.外で遊ぶ
室内にいると、どうしても
ピントが近くに合う環境になります
(お家が大豪邸なら話は別ですが)
外だと色んな所にピントを動かすことが出来ます
上記1.2.でやったような体操が自然にできます
身体の成長にとっても家でじっとしているより
外で遊んだほうが良いですよね
疲れて夜も良く寝てくれるし(笑)
![](https://ahuahuyukari.okinawa/wp-content/uploads/2018/12/222addb0e4c464e1543a346424404084_s-300x200.jpg)
4.姿勢を良くする
眼と見るものの距離を一定に保つ習慣を身につけましょう
どんなに目の体操をしても
見る時に近づけてみては本末転倒
普段から、姿勢よく見るクセをつけると良いです
![](https://ahuahuyukari.okinawa/wp-content/uploads/2020/06/273614-300x225.jpg)
![](https://ahuahuyukari.okinawa/wp-content/uploads/2020/06/632687-300x225.jpg)
実は近視は遺伝が大きい。といわれています
しかし、生活習慣病同様、近視も生活習慣が
大きく関係していると私は考えています
椅子に座るとき。スマホを見る時
立っている時の姿勢。
お子さんの姿勢も気になるでしょうが
親御さんの姿勢はどうでしょう?
子どもは親の後姿を見ています
そして真似します
「うちの子、姿勢悪いんです」と思っている
親御さん!まずはご自身の姿勢から見直しませんか
おこさんと一緒に参加できる
親子レッスンもご用意しています
親子レッスン感想
![](https://ahuahuyukari.okinawa/wp-content/uploads/2019/03/IMG_20170817_160009-225x300.jpg)
![](https://ahuahuyukari.okinawa/wp-content/uploads/2019/03/IMG_20170817_160000-300x225.jpg)
![](https://ahuahuyukari.okinawa/wp-content/uploads/2019/03/IMG_20170915_120256_472-240x300.jpg)
眼と姿勢の関係~大人編は
こちらから➡眼と姿勢の関係~大人編
いつもの歩きを変えるだけ
特別な動作や時間は不要
忙しい貴女のために
身体に負担のかからない
日常の歩き方・身体の使い方をお伝えしています
アフアフ(健康)ウォーク
代表 ぎま ゆかり